史蹟と旧街道を巡る探訪記

 2016年に三重県に移住してきてから、中世の史蹟や伝承がたくさん残っていることに驚き、次から次へと訪ね歩くうちに素晴らしい魅力に気がついた。近畿圏といえば、京都、奈良という世界的に有名な名勝地があり、三重県といえば、伊勢神宮ぐらいしか思い浮かばない人も多いことであろう。
 一口に三重県といっても南北に長く、東は海に面し、西は急峻な山脈を共有している。そのため北部と南部とでは歴史も文化も異なる一面があって面白い。自分が住する松阪市飯南町はちょうど真ん中あたりに位置し、三重県の隅々を探訪するのに都合が良い、
 このサイトでは飯南町の史跡や歴史をご紹介するとともに、隣接する地域についてもご紹介する。伊勢神宮が鎮座するおかげで倭姫命に関する伝承に事欠かず、中世時代の伊勢国を治めた北畠氏に関わる史跡が広域に残されている。
 歴史好きの人にはたまらない史跡を写真や文献資料で、丁寧にご案内することを心がける。このサイトがきっかけで現地を訪ねて見たいと思っていただけるような内容を目指していく。


桜 川 匝



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