桜 川 匝 (さくらがわそう:屋号)
1962年 名古屋市生
松阪山城会、松阪郷土文化会 会員
名古屋市内で18年間生まれ育ち、武蔵野美術短期大学を卒業後、そのまま東京で写真事務所である(株)日本グラフィックのデザイン部門に就く。(株)丹青社の協力会社として博物館と展示会のグラフィックデザインを5年間担当し、福島県立博物館では孤軍奮闘し、展示場の解説パネルのおよそ半分をデザインした。
(株)トータルメディア開発研究所に移ってからは、製作管理セクションに席を置く。右も左も分からないまま大阪市立科学館の現場管理責任者として派遣され、栗東歴史民俗博物館、姫路文学館、茨城県立歴史館、富士吉田市歴史民俗博物館、長野県立歴史館、入間市博物館、横浜歴史博物館、野馬追の里原町市立博物館、袖ケ浦市郷土博物館などの製作推進を担当した。
大阪へ転勤となり、源氏物語ミュージアム、なにわの海の時空間、大阪歴史博物館、広島平和記念資料館、徳島県立文学書道館などの製作推進を手がけながら、メンテナンス作業を中心とする業務へとシフトし、大阪歴史博物館、人と防災未来センター、国立民族学博物館を中核として独自のメンテナンスシステムを構築する。その間に、阿波十郎兵衛屋敷の展示リニューアル、手柄山交流ステーションモノレール展示室の設計製作を担当し、姫路市平和資料館の年間企画展開催業務も手がける。
2016年に退職し、フリーランスとして開業すべく三重県松阪市飯南町に移住する。大阪在住時代から暇をみては史蹟巡りや旧街道を探訪し、写真を撮ったり文章を書き綴ってきたが、本業として取り組みたく一大決心する。三重県を選んだのは歴史と文化がたくさん残されている場所であるのみならず、伊勢本街道という魅力ある旧街道を訪ねてみたいという思いもあったため。ちなみに修了論文は東海道五十三次をオートバイで探訪する「東海道バイク紀行」である。(いずれテキスト化してみたいと思っている)
現在、伊勢国司北畠氏に関心があり、古書を入手しては現地を訪ねるという日々を送っており、なかなか現金収入につながっていない。観光案内のルポであったり、町おこしの広報活動や、展示会の企画製作など編集作業はそれなりに対応できます。些細なことでもご相談くださればすぐに駆けつけます。仕事のご依頼お待ちしています。
2017.05.01作成、2019.07.01更新、2023.01.30更新